2021年5月18日火曜日

立派な高校野球指導者

小生の家の近所に幼稚園から高校まで併設の私学がある。

高校の野球部のグランドは小生の散歩コースなのだ。

昨日散歩をしながら立ち止まり、野球部の練習を観ていた。

あちこち散らばっていた選手が、監督に呼ばれ一か所に集まった。

すると監督は「これからノックが始まるが、気を緩めると顔に当たって死ぬ

かもしれないよ!!」と。少々大げさに伝えていた。

よく見ると一年生の新入部員が結構いた。つい一か月前まで中学生だった選手は

なんとなく分かるのだ。この生徒たちに危険を伝えたかったのだろう。


ややもすると、監督=指導者は技術を教えるのが優先で、勝つことに専念

することも多々あることだろう。

しかし、この監督は最初に「安全」を指導していた。大切な子供を親御さん

から預かってるとの認識が強いのだろう。

とても立派な指導者だと思った。


小生も、高校時代は少し野球をかじった。鳴り物入りで入部した同級生は

内野ノックでボールがイレギュラーし、顔面を直撃し救急車を呼んだ。

口から泡を吹き痙攣をしたのだ。彼は間もなく退部した。

二年後甲子園初出場。


グランドに土の塊や、小石が落ちていてもボールは弾かれる。

グランドを入念に整備をしてもアクシデントはつきものだ。

こんなことを心得ているこの監督は「心の整備」を伝えたかったのだろう。

立派な監督だ!!


「小事は大事」を知っているのだろう。





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