あるお店で3歳位の男児。
陳列棚の島が何列もありお父さんを見
失ったのだろう。
幸い混んでいなかったのでお父さんも
安心していたと思うが。
しかし、子供は保護者が見えなければ
不安になる。
「父ちゃん!父ちゃん!」と大きな声で
呼んだ。
お父さんは「はーい」と返答。
すぐに二人は合流した。
すぐそばでやり取りを聞いていた小生は
60年程前に戻った。
小生の家も「父ちゃん、母ちゃん」と
呼んでいた。
が、間もなく一番上の兄が、「これか
らお父さん、お母さんと呼ぶように」と
言われてこれは死語になった。
10歳位の時だった思う。
久しぶりに「父ちゃん」と言う言葉に
あの頃がよみがえった。
長兄は【総領の甚六】ではなかった。
川越でビル管理・清掃・遺品整理35年
取締役会長 芳山 豊
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