2023年12月26日火曜日

変ったタクシーの運転手さん!

酒場を2軒はしごして駅からタクシーで

帰った。

12月も半ばになると平日でも酒場は混

んでいる。忘年会のシーズンだ。

午前様近いのでタクシー乗り場には数人

待っていた。


さて、ここからが本番。

やや高齢と思った運転手さん。

我が家を説明したのだが上手く話しがか

み合わない。

少し走ったところで、赤信号を突破!!

「危ないよ!運転手さん!」

「気がつかなかった、すみません!!」

少し走って赤信号で停車。

信号が青にならない内に出ようと。

「まだ赤だよ!」「あ!いけね!」


「ところで運転手さんいくつですか?」

「ハイ80歳です」小生「・・・」

間もなく我が家へ到着。

「いくらですか?」「あ!いけねメータ

ー上げていなかった」

小生「・・・」

運転手さん「いつもいくらですか?」

いくらぐらいですと伝えたら、「それで

いです」と。


何となく可哀そうになったので紙幣を一

枚多く渡した。

降りる時に栄養剤を一本くれた。

午前3時まで勤務らしい。自分の飲む分

をくれたのだろう。


夜中なのに窓を開け「有難うございまし

!!」と大きな声で。

無事に勤務が終わればいいと祈った。

もう、25年程駅周辺で飲んでいるが、初

めての経験だった。


【二の句が継げぬ】


川越でビル管理・清掃・遺品整理37年

取締役会長 芳山 豊 










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