1940年(昭和15年)物品税法が制定された。
ぜいたく品に税金をかける法律だ。
「コーヒーと紅茶」「ゴルフ用具とテニス用具」「扇風機と電気こたつ」
いづれも前者は課税、後者は非課税だった。
要するに、前者はぜいたく品だったという事。ぜいたくの感覚は時代と共に移る。
又、童謡のレコードは非課税。童謡は教育の一環との判断で。
しかし、裏面の歌の時間が長いとかで歌謡曲の扱いも。
大流行した「およげたいやきくん」「めだかのきょうだい」は童謡。
「黒猫のタンゴ」は当局で判断が分かれ課税の税務署も。
判断する側も基準作りが容易ではなかったと思う。
1989年(平成元年)4月1日消費税導入に伴い物品税は廃止。
コロナ禍で生活必需品と贅沢品を区分し、百貨店は休業に協力した。
これは高級ブランドが贅沢品と認定された。
前述のコーヒー等々は全て生活必需品。生活スタイルが変わったのだ。
「ぜいたくは敵だ」何て言葉がありましたが、皆さんはどうですか?!
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