西武線の駅にほど近い中華屋がある。
15人も入ると一杯の小さな中華屋だ。
60代のご夫婦で営んでいる。
どれもみんな安く手ごろなので、12時に
行ったのでは外で待つようだ。
近所のサラリーマンや住民が主な客層だ。
小生が注文して提供を待っている時、80
代の女性が入ってきた。
毛糸の帽子にマフラー、コートを羽織り身
長は小さめで可愛らしい女性だ。
一番隅のカウンターへおもむろに座った。
超常連らしく、女将さんが大びんのビールを
提供した。
「この寒いのに凄いな」と小生は心の中で。
昼から大びん。
ビールを飲みだして10分ほど経ち、メニュ
ーを凝視している。
そして何かの「定食」を注文した。
定食は主食に副の品がつき、ボリュームと
しては十分すぎるくらいだ。
小生は何年か前からこのような定食は量が多
く食べたことはない。
元気で何よりだと心で応援した。
小生が店を出る頃にはまだ食べていたが、全
部食べたのだろうか?
人の事でも気になった。
彼女は【寄る年波には勝てぬ】ではない。
川越でビル管理・清掃・遺品整理37年
取締役会長 芳山 豊
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