江戸時代にさかのぼる。
幕府は江戸を南北に分けそれぞれに「町奉
行」を置いた。
現在で言う警察署、裁判所を兼ねていて、行
政も担っていたとか。
「南町奉行」に任ぜられていたのが「大岡越
前守忠相(ただすけ)」だ。
名奉行として後世まで名を残している。
ここで言う大岡裁きとは。
幼子の母だと言い張る女二人に「子供の腕を
引っ張り合うように」と命じた。
子供は痛い痛いと泣き、片方の女性が手を離
した。
手を離した女性が親だと軍配を上げた。
子の苦痛をあわれむ心は親だと。
有名な「大岡裁き」だ。
創作も入っているだろうが親の気持ちを表し
ている裁決と言ってもいいだろう。
「慈悲」を持ち合わせた役人だった。
現代の児童相談所の役割は何だろうか疑問だ。
【触らぬ神に祟りなし】では困る。
川越でビル管理・清掃・遺品整理37年
取締役会長 芳山 豊
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