2021年2月15日月曜日

甲子園が結んだ友情

小生は毎朝(まいあさ。毎朝新聞ではない(笑い))新聞を見るの楽しみだ。多種にわたり記事が載っているので 面白いのと、仕事柄世の中の動きの観察も含めて。休みの日も、平日とほぼ変わらない時間に起きて見ている。 「東日本大震災」10年と言う記事が載っていた。宮城県石巻工業高校のグランドも津波で全滅したらしい。 グランドは水浸しになり、野球道具もすべて流された。それでも部員はくじけず、1か月後には練習が 再開できるまでになったと言う。全国の高校からバットやボールが送られて来てとても嬉しかったと。 秋の県大会で健闘し、その翌春甲子園選抜大会に「21世紀枠」で選ばれた。21世紀枠とは、県で部は上位に位置し、 文武両道、部員も他の模範となる。簡単に言うとこうなる。 そこで、石巻工業が選抜大会に出場し、くじ運に恵まれた?のか選手宣誓を主将が行った。 一回戦で鹿児島県の神村学園に敗退したが。試合後、神村学園の部員たちがグラブと帽子をグランドに置き、 両手で握手を求めて来た。観衆は「ありがとう!!」と声をかけてくれたらしい。この事で辛かったことが 全部報われ、周りの人達に感謝する大人になりたいと思ったらしい。何と素晴らしいではないか!?。 対戦相手の神村学園の主将は毎年「いつか同じメンバーで試合しよう」とLINEを送ってくると言う。 野球と言うスポーツが架け橋となり、遠い所に住みながら友情を育んでいる。羨ましい限りだ。 なんと「純真無垢」な生徒たちだ(正確にはだった)。

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