匿顔とは?
「その顔を見せないことを、匿名をもじって、『匿顔』と名づけました。
そして筆者の専門であるメディアとこれを結びつけました。人は現実の社会では
顔を見せながら行動しているのに、電話やインターネットでは違います。
そこはまさに顔を見せない匿顔のコミュニケーション社会です。
顔を見せないことでコミュニケーションの形がどう変わるのか、さらには
コミュニケーションしている人の人格がどう変わるかを問題としました。」
ある大学教授が言っていました。
正に今日の世の中はその通りだと思います。顔が見えないから言い易い、
書き易い時代になった。
そして、コロナ禍の今、マスク着用で益々顔が見えない。これは実際の顔が見え
ない。すると、物を言い易い。普段なら言えないことをマスクで顔を覆って
いるので相手には表情が分からない、なので言える。
以前こんな人に出会いました。普段は大人しく「蚊が鳴いた」ような声の人が
花粉症でマスクを着けた。すると、ある事が起きた時だ。
いきなり大きな声を出して怒っている!!
な、なんなんだ?!まさかこの人が!?
そうか!今までは全顔が見えていたのが、目だけ出しているので強気になれた。
ついにその人は退職するまで5か月間マスクを外さなかった。花粉の時期は
終わったのに・・・。
「蛙の面に水」の反対バージョンの人だった。
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