小生が結婚して10年近く住んでいた周辺。
一級河川から農業用水を引いていた幅1.5mほ
どの川には夏になると蛍が何匹も飛んでいた。
昭和の初期にはシジミも取れていたという。
時季になると子供たちを連れて夕涼みがてら散
歩したものだ。
今はコンクリートで水路のようになった。
シジミは勿論ホタルもいない。
コンクリートの壁がむなしそうに顔を出してい
る。
住んでいた借家も全部取り壊し建売住宅が何棟
も建っている。
懐かしい風景も様変わりした。
田んぼでは夜になるとカエルが鳴いていたもの
だが今では埋め立てられ高齢者施設が建つ。
たまに散歩で行ってみるとまるっきり変わり「あ
れは何処だっけな!?」なんて問答ばかりだ。
時代は変わった。
これでいいのだろうか?
心が【秋の日は釣瓶落とし】になったようだ。
川越でビル管理・清掃・遺品整理38年
取締役会長 芳山 豊
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