散歩に出かけた時の事だ。
前から自転車に乗ってきた女性の前かごから白
いプラのトレイが落ちた。
その女性が気がついたと同時に小生も気がつき
拾ってかごに入れた。
「風が強いから何か上に乗せなきゃまた飛んじ
ゃうよ」と小生。
「そうですね、このリュックを乗せますよ」と
女性。
肩から外したリュックを小生がかごの中に入れ
た。
スーパーの集積場へ持っていくらしい。
SDGsをきちんとされている方だなと思った。
「お母さんいくつになりましたか?年寄りは国
の宝だから」。
「80歳です、昭和17年生まれなので」。
え!!17年生まれでは83歳ではないのか?。
まあ、歳をとると3歳くらい気にならないものな
んだと。
「戦争を経験しているんだ、大変でしたねー」と。
女性はにこにこしながら「そうです」と笑って答
えていた。
「元気で長生きしてください」、「ご親切にあり
がとうございました」。
上品な語り口の女性だった。
短い会話だったが戦禍を潜り抜け、これが「日常
の生活」になった女性に感動した。
穏やかな笑い顔の可愛い女性に出会った。
風が強く寒い日だったが「心」は暖かった。
【年寄りは家の宝】とあるが【国の宝】だ。
訂正:2月4日、中国の春節の文の中で9億人
は90億人、日本の人口の70倍以上が動きま
した。訂正いたします。
川越でビル管理・清掃・遺品整理38年
取締役会長 芳山 豊
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