ここのところマスコミで「東京オリ、パラについて賛成か、反対か?!」
と言うたぐいの記事が目についてきた。大会まで二か月を切った。
反対意見の人たちが潜在的に多いのだろうと感じている。
IOCの会長や、委員長の発言に押されいやいや進んでいるような姿が目に
浮かぶ。お腹を突き出して、やや体重を後ろにかけて歩いているような姿を。
本当に安全な大会ができると信じているのだろうか?それも無観客でとか。
大会の意味は何なんだろうか?
選手は観客に応援されながら普段以上の力を出し、観客は選手から勇気や
元気をもらう。これが世界最高の「スポーツの祭典」なのだろう。
しかし、今回はやや勝手が違う。事前合宿もほぼ中止となり、選手も毎日
検査を受けたり外出制限をしなければならない。
特別な大会だけに、選手のストレスは計り知れない。おそらく選手村から
外へは出さないだろう。このストレスをどこで発散するのだろうか?
予選で対戦相手がコロナの陽性だと分かった時に、相手はトーナメントで
上に上がれるのだろうか。
集団の競技で一人陽性者が出たらどうするのだろうか?
聖火リレーも公道を走らないのに盛り上がっていると感じているのか。
まあ、優秀な人たちが次善の策を講じているのだから失敗はないと思うが。
「田走るより畔(くろ)走れ」と言うが。